ひと昔前までは、ハワイの観光スポットはなんといってもオアフ島ワイキキで、リゾートアイランドとしてのハワイの歴史は、
ほぼワイキキの歴史と言っても過言では無いと思います。ワイキキとは「湧く水」という意味、その地の利を活かして昔からタロ水田、
養魚池などが造られていました。ここでは、のどかなワイキキが、どのようにして、
年間600万人もの観光客を受け入れる一大リゾートセンターに変貌していったかを辿ってみます。
1930年、アラワイ運河完成直後のワイキキ
ここまでお読みになってわかったかもしれませんが、ハワイから見た「観光客」というのは、わりと最近まで「アメリカ人観光客」の
こと(だけ)を指していたんですね。 |